徳島県佐那河内村の村立佐那河内保育所において、乳幼児に対して不適切な保育が行われていたことが、27日の村への取材で明らかになりました。保育所に通う約50人の園児のうち、乳児クラスを担当する2人の保育士が、お盆にこぼれた牛乳を再利用して飲ませたり、他の園児の鼻水を触らせたり、紙おむつを2枚重ねてはかせたりといった行為を行っていたということです。この事実が明らかになったのは2022年12月下旬になって、村が匿名情報を受けたためであり、保育士2人もこれらの行為を認めたとされています。これに伴い、村は事態の確認と再発防止に向けて調査を進めているとのことです。