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市川猿之助の両親死亡の経緯を週刊文春報道、疑惑の新情報が波紋。薬とビニール袋使用、自殺幇助で身柄拘束の可能性


18日に自殺を図り、自宅で倒れているところを発見された歌舞伎俳優・市川猿之助さんが24日に、両親が死亡した経緯について警察関連施設で事情聴取を受けていることが判明し、そこでの供述内容に大きな注目が集まる中で、25日発売の週刊誌『週刊文春』が“一家心中”を図った経緯等を詳報しています。

週刊文春は、複数の捜査関係者への取材をもとに事件の経緯を報じており、市川猿之助さんは15日夜に、飲食店から出てきたところで『女性セブン』の記者から直撃され、後輩の歌舞伎役者等に対するパワハラ・セクハラ問題について問われると、「答える義務はありません」と言って去っていったそうですが、17日に家族会議を行ったといいます。

週刊文春はその経緯について、「5月17日夜8時、リビングに集まった親子3人は猿之助が振る舞った蕎麦を黙々と口に運んだ。その後の“家族会議”で決まったのは、この食事が最後の晩餐になるということだった。猿之助は両親にこう提案した。『週刊誌にあることないこと書かれ、もう駄目だ。すべてが虚しくなった。全員で死のう。生きる意味がない。寝ている間に死ぬのが一番楽だろう』」「家には、猿之助が病院で処方してもらった睡眠導入剤がたまっていた。猿之助は自室にある薬箱から大量にそれを持ち出すと、パッケージから錠剤を取り出す。時計の針は深夜0時を指していた。両親はそれぞれ10錠ほどを口に含むと、間もなく意識を失った。猿之助は部屋にあったビニール袋を手に取り、その顔に被せていく。そして、47年間の歳月をともに過ごした両親に、それぞれ別れを告げた。」としています。

家族の関係者は週刊文春の取材に、「両親が動かなくなった後、猿之助さんはビニール袋を取り外し、“死に顔”を見たといいます」と証言しています。

両親の顔を見た後に掛け布団を被せ、傍らにサルの模様が描かれた枕を置いたといい、18日午前7時に市川猿之助さんは『松竹』の関係者に電話し、体調不良を理由に主演舞台『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』を休むことを報告し、一方的に電話を切ったそうです。

そして、自身も睡眠導入剤を摂取した上で、自室のクローゼットで首吊り自殺を図ったものの、死にきれずに午前10時すぎに自宅に来たマネージャーに発見されたとのことです。

市川猿之助さんはその後病院に搬送され、警察の事情聴取に対して「家族会議をした」「家族で死んで生まれ変わろうと話し合った」「両親が薬を飲んだ」という趣旨の説明をしたとされていますが、週刊文春の取材によれば、「ビニール袋を自分で被るのは無理だと思った。今回は薬が切れてしまい、死にきれなかった」とも語っていたそうです。

捜査関係者は市川猿之助さんの行動について、「捜査当局が注目しているのは、自殺という目的のために用いる睡眠薬とビニール袋を猿之助さんが提供した点。さらに両親にビニールを被せ、自殺行為を援助したことが、刑法第202条の自殺幇助罪に抵触する可能性が高い。ただ、供述にブレがあるため、慎重に捜査を進めている」と語っています。

この報道に対してネット上では、

などの声が上がっています。

警視庁は両親の遺体を司法解剖した結果、死因は「向精神薬中毒の疑い」だと19日に発表しました。

しかし、自宅からは薬物の包装シート等や服用に使用したもの等は見つかっておらず、薬物の入手ルート等も不明なままとなっています。

また、ビニール袋を使用したといった情報はこれまで出ておらず、週刊文春の報道がもし事実とすればかなり衝撃的で、もし自殺幇助(ほうじょ)の罪に問われた場合、法定刑は「6ヶ月以上7年以下の懲役または禁錮」となっています。

すでに両親は死亡しているため、両親も納得した上で薬飲んだのかどうかも分からず、3人は発見時に寝間着のような半袖シャツに長ズボン姿だったとされていますが、週刊文春の取材によると“最後の晩餐”では市川猿之助さんが振る舞ったソバを食べたとのことで、そこに内緒で薬を盛って…ということも考えられなくはないですし、猿之助さんが両親を巻き込んで無理心中を図った可能性もゼロとも言い切れない気がしますね。

もし無理心中を図ったのだとすれば人を殺める行為罪に問われ、法定刑は「死刑または無期もしくは5年以上の懲役」となっており、2人の殺害で起訴されたら懲役20年以上になる可能性もあると、元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は語っています。

今日行われた事情聴取で市川猿之助さんは、「両親と心中を図った」という趣旨の説明をしたとの報道も出ていて、ビニール袋を被せて…などといった供述は現時点で週刊文春のみが報じている情報なので、引き続き続報に注目したいところですね。



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