米国のトランスジェンダーで、自身のジェンダーアイデンティティを女性と規定する人物が、ヨガスクール側から女性更衣室の利用を拒否されたことを受け、約７億円相当の訴訟を起こしたことが報じられています。
訴訟の背景には、トランスジェンダーの人が女性として扱われることを求める一方で、法的・社会的な枠組みが不明確なため、対処に苦慮する場面もあることが挙げられます。
一方で、ヨガスクール側がマイルズさんに対し、女性更衣室やトイレを利用できない旨を事前に告知していたことも事実です。このようなケースが増える中で、社会的意識の変化にともない、トランスジェンダーの権利に関する法的・倫理的な問題が取り上げられることが増えてきており、今後、社会全体で対処が求められる問題となります。
