1日に行われた主要7カ国首脳会議(G7サミット)の議長国記者会見で、岸田文雄首相が会見を終えて演台から降りようとしたところ、核廃止問題について追加質問を求める男性記者の声が上がりました。これに対し、首相は再び演台に戻り、質問に約3分間答えました。
首相は過去に核軍縮問題を自身のライフワークと公言しており、これに対して「逃げるのか」との一言があったことから、我慢できなかったようです。
記者会見は広島市の平和記念公園で行われ、首相は冒頭の発言の後に記者4人の質問に答えました。その後、司会の四方敬之・内閣広報官が会見終了を告げたのですが、男性記者が核軍縮に関する首脳声明「広島ビジョン」について、追加質問を行いました。この声に対し、首相は再び演台に戻って質問に答えました。