「不動産鑑定士」とは、国家試験の一つであり、相続税路線価評価、固定資産税評価、公示価格、基準地価格等の評価を行うことができる資格です。不動産鑑定士は、不動産に関する知識や専門性を身につけ、不動産に関する評価や鑑定を行うことができます。また、土地や建物の売買や相続においても不動産鑑定士の鑑定は非常に重要な役割を果たしています。
●短答式試験(択一式)1.不動産に関する行政法規
① 土地基本法など② 都市緑地法など2.不動産の鑑定に関する理論
① 不動産鑑定評価基準及び不動産鑑定評価基準運用上の留意事項
●短答式試験総合点で概ね7割を基準に土地鑑定委員会が相当と認めた得点以上で合格となります。ただし、総合点のほかに各試験科目ごとに一定の以上の得点が必要です。
●論文式試験総合点で概ね6割を基準に土地鑑定委員会が相当と認めた得点以上で合格となります。ただし、総合点のほかに各試験科目ごとに一定の以上の得点が必要です。なお、免除科目がある場合は、免除科目を除いた科目の合計得点を基に偏差値等を用いて算出した総合点に相応する点数を、総合点として判定されます。