「工事担任者」とは、電気通信回線設備や自営電気通信設備に端末設備の接続工事や監督を担う責任者のことを指します。工事担任者には、「工事担任者資格」という資格があり、この資格を持った者のみが電気通信回線設備や自営電気通信設備において工事監督を行うことができます。
2021年4月1日からは、従来の第二種工事担任者資格が廃止となり、新しい工事担任者資格の種別が設けられました。新しい資格は、AI・DD総合種が「総合通信」、AI第一種・DD第一種が「第一級アナログ通信及び第一級デジタル通信」、AI第三種・DD第三種が「第二級アナログ通信及び第二級デジタル通信」となりました。改訂後は、工事担任者候補の方にとっても、より適切な資格取得が可能となり、電気通信設備業界において、より安全かつ信頼性の高い工事が進められることが期待されます。
各科目の得点が、100点満点中60点以上で合格となります。