元大関の栃ノ心(春日野)が、現役引退を発表しました。栃ノ心は2006年春場所に初土俵を踏んで以来、17年間にわたって力士として活躍してきましたが、今場所5日目の島津海(放駒)戦に敗れ、序盤5日間を全敗するなど不振が続いていました。
栃ノ心は、2006年に初土俵を踏み、18年初場所にはジョージア出身力士としては初めて賜杯を抱き、同年夏場所後に大関に昇進しました。大関在位は7場所でしたが、先場所は史上7人目の十両転落も経験しています。
栃ノ心が今年1月の初場所4日目の琴勝峰(佐渡ケ嶽)戦で左肩を負傷し、翌日に診断書を提出して休場したこともあり、肩関節脱臼の影響もあったことが引退の理由となっているようです。