巨人が、投球間の時間を制限する「ピッチクロック」の本格導入を、プロ野球界に先駆けて検討していることが明らかになりました。この制度は、今季から米大リーグで新導入され、試合時間の短縮を図るために行われています。NPBではまだ行われていなかったため、巨人がプロ野球界で先陣を切り、実施することを目指しています。
社会人野球では、試験的に行われており、巨人3軍も参加した今月のJABA選抜新潟大会で、若手選手が初めて体験しました。投手は走者なしの場合12秒、走者ありの場合20秒以内に投球動作をしなければ、1度目は警告、2度目はボールが宣告されるルールが導入され、捕手の後方にはカウントダウンのタイマーが設置されました。最初は戸惑う投手もいたものの、堀田選手は、「逆にテンポが良くなった」と話すなど、メリットを実感している様子でした。