アンチエイジング効果の高い成分として知られるナイアシンアミドとレチノール。
エイジングケアに興味のある方なら聞いた事がある人も多いと思います。今回はこのナイアシンアミドとレチノールの違いと、如何にエイジング効果が高いのか二つの成分について違いと効果を徹底検証したいと思います。
ナイアシンアミドとレチノールの共通点はシワ改善効果
ナイアシンアミドとレチノールの共通点はズバリ、シワ改善効果があると言う超アンチエイジング成分と言う事が唯一にして最大の共通点になります。
効果の根拠が明確な理由は、この2つの成分に関しては2017年厚生労働省にシワ改善効果がある事が認められている事が大きいのではないでしょうか。
つまり曖昧ではなく国の正式な機関が認めた(厚生労働省)もその効果を認める根拠に戻ずいた成分なのです。
ナイアシンアミドのエイジング効果とは
共通点はシワ改善効果のエイジング効果がある成分ですが、レチノールとの僅かな違いもあります。
ナイアシンアミドはビタミンB3のことをいいニコチン酸アミドと呼ばれる水溶性ビタミンで、レチノールのビタミンA同様食べ物から体内に取り入れる事が可能な成分でもあります。
エイジング効果で有名なのは間違いなくシワ改善効果、プラス美白効果があります。
2018年(推定)厚生労働省がシワ改善の効果を認めているアンチエイジング効果だと言えるでしょう。
そしてもう一つの大きな特徴が美白効果になります。
美白効果が地味に凄い
抗酸化作用
メラニン生成の抑制
紫外線ダメージの修復
その上驚く事に他にもこんな効果があります。
肌荒れ抑制
ニキビ予防
レチノールのエイジング効果とは
対するレチノールのエイジング効果も小じわやシミに効果的なエイジング作用がある事が2017年厚生労働省に正式に認められています。
冒頭でも紹介した通りレチノールもビタミンAの一種で口に入れる食物からも、取り入れる事が可能な成分です。
レチノールでも濃度や成分などメーカーによって、その効果も変わりますが資生堂の恐らくエリクシールのレチノールに関しては9週間の継続使用すると、シワのグレード4レベルの深いシワの改善の有効性も認められています。
ナイアシンアミドとレチノールの違いはココ!
ナイアシンアミドもレチノールもシワ改善効果や美白効果がある事が分かりましたが、では効果を見る限りでは同じような効果があるようで、二つの成分の違いとはどんな所にあるのでしょう。
効果だけ見ていたらほぼ同じなのでは、と思える二つの成分の違いをお伝えしたいと思います。
ナイアシンアミドとレチノールWで併用効果
一見似ているようで効果の即効性など違いもある二つの成分ですが、この2つの成分を併用する事で得られる効果があるようです。
水溶性のナイアシンアミドと油分が多いとされ即効性はあるが副反応もあるレチノールですが、この二つを併用する事で、レチノールのレチノール反応を緩やかにする効果があると認められています。
二つを併用するなら使用する順番も気になります。
敏感肌の人は刺激の少ないナイアシンアミドからの使用が低刺激でおすすめです。
超敏感肌の私も使用しているラロッシュポゼのナイアシンアミドがおススメです。
纏め
確実なアンチエイジング効果を求めるなら、今やまず外せない成分がレチノノールとナイアシンアミドです。二つの成分の似ているけど違う部分はレチノールが即効性のある成分に対してナイアシンアミドは緩やかな効果。
レチノールが即効性ある攻めの美容成分である変わりにお肌に耐性が無い人が使用開始から2週間ほど、A反応やレチノール反応が出やすい。
ナイアシンアミドは緩やかな効果だが、じっくり効果を実感するタイプの成分で逆に副反応はほぼ無く敏感肌などレチノールを使えない人にはナイアシンアミドからエイジングケアとしておススメします。
またレチノールとナイアシンアミドは併用する事で、レチノールの副反応が和らげられる効果があります。そのさい併用するなら水溶性のナイアシンアミドからの使用で次にレチノールの順番になります。