事実、1月6日に開催された「第13回自然災害対策本部員ミーティング」の動画で、石川県能登町の町長が次のように発言しています。
「たくさんのご支援をいただき誠にありがとうございます。支援が次々と能登町に届いて、多くのご意見をいただきながら、対策を進めています。被害状況については、今日ようやく調査の指示を出しました。」
「これまでの支援は本当に助かっていますが、昨日(1月5日午後)10時過ぎにおにぎりなどの支援が到着しました。そのおにぎりの消費期限を見ると、1月5日でした。被災者には翌日になってからお届けすることになりますが、消費期限が5日のおにぎりを受け取ることになったことに非常に悩みました。消費期限の少し長いものを提供していただくか、できるだけ早い段階で物資を輸送していただくようお願いしたいと思います。文句を言っているわけではありませんが、この事実をご認識いただければと思います。」
町長の発言からも分かるように、被災地では適切な物資の輸送や消費期限の問題が生じたことにより、深い悩みが生まれています。