総務省の行政文書に関する騒動を巡り、立憲民主党・蓮舫氏が当時の総理補佐官についてのパワハラ疑惑への批判をSNS上に投稿しました。しかし、これまで散々官僚を暴言や恫喝で”イジメ”てきたのは、むしろ立憲民主党の方。そんな党に属する人間から批判などされたくもないでしょう。
お気に入りに追加
0
■総務省の行政文書を巡る騒動で立憲民主党・蓮舫氏が、礒崎補佐官(当時)が官僚を「パワハラした」と批判
放送法の「政治的公平」解釈を番組全体ではなく1つの番組でも問えるようにと磯崎補佐官からの指示が始まり、正論で抵抗する総務官僚、それに対して「俺と総理が決める」「俺の顔を潰せば首が飛ぶぞ」と凄む様子が詳細に。
国会を無視し報道番組への圧を強める官邸の姿勢。
soumu.go.jp/menu_kyotsuu/i…
![]()
![]()
— 蓮舫💙💛RENHO🇯🇵 (@renho_sha) Mar 8, 2023
▼槍玉にあげられた礒崎陽輔補佐官(当時)とは!?
礒崎氏は元総務官僚である。1982年に旧自治省に入省し、北海道や静岡県、大阪府堺市などへの出向を経て総務省自治行政局国際室長、大臣官房参事官など要職を歴任。2007年の参院選に出馬して初当選した。2007年当時は第一次安倍政権で、この選挙で大敗して安倍氏は辞任に追い込まれるわけだが、ともあれ礒崎氏はバッジを手にした。
当選した礒崎氏は、地元・大分の衆議院議員で現・安倍派最高顧問の衛藤征士郎の引き合いもあり、安倍派に入会した。しかしほかの代議士からの評判は、あまりかんばしいものではなかったようだ。 引用元:gendai.media(引用元へはこちらから)
総務省文書によれば、礒崎氏は先にも触れたように「この件は俺と総理が二人で決める話」「官邸の構造を理解しろ」と総務官僚に対してすごんでいた。これらはつまり、「俺は安倍総理の最側近なのだ」という強烈なアピールを込めた発言にほかならない。
ただ、当時の官邸において、本当に礒崎氏がそれほど強大なパワーを持っていたかといえば、疑問符がつく。安倍政権で官邸に入っていた自民党議員のひとりが言う。 引用元:gendai.media(引用元へはこちらから)
▼しかし、関係者の聞き取り調査では礒崎氏による総務省側への強要などはなかったと確認されている
放送法の政治的公平性をめぐる安倍政権下でのやりとりが記された行政文書について総務省は10日、関係者の聞き取り状況を公表した。「局長ごときが」「首が飛ぶぞ」などの発言が記された当時の礒崎陽輔首相補佐官から、総務省側への強要などはなかったと認定した。 引用元:digital.asahi.com(引用元へはこちらから)
文書は、安倍政権下で政治的公平性をめぐる解釈が追加される過程で、礒崎氏が総務省側に働きかけた発言が記されている。同省は文書に名前がある関係者ら十数人から聞き取り調査を実施し、「礒崎氏から問い合わせ自体があったことは確認された」とした。
一方、礒崎氏との打ち合わせの回数や個々の発言については、「内容が正確であるとの認識は示されなかった」と説明。「強要などがあったとの認識は関係者全員が示さなかった」とした。 引用元:digital.asahi.com(引用元へはこちらから)
▼蓮舫氏のツイートに対し「論点ずらし」「自分たちが何をしたか覚えてないのか」と批判の嵐
@renho_sha 面白い人ですね。仕分けの時どんな事したか覚えてませんか!?
— アツシ (@fQDYbAHncCRyPc1) Mar 8, 2023
@renho_sha 圧を強めるって、あなた方の得意とするところじゃないですか
— まや (@N4hSxvskOrC5myq) Mar 8, 2023
@renho_sha ギャーギャーと騒いでも一緒公文書を作成した人。それを持ち出し小西に渡した人 国会の質疑応答に呼んだらいいだけ
ついでに文書の精査する事精査とはわかりますよね事細かく調べる って事ですよそれを中止要求する小西はなんじゃらほい!?文書に自身があるなら精査受けないとね
— 🌺乃音🌺 (@RLUb6IqrCbksfPW) Mar 9, 2023
■ところで立憲民主党が「パワハラ」などと批判できる立場なのか!?過去には立民による「官僚イジメ」が大炎上
■そもそも立憲民主党が「パワハラ」と批判できる立場なのか!?過去には立民による「官僚イジメ」が問題に
立憲民主党が、共産党などと合同で行っている省庁からの「国対ヒアリング」で、官僚に対する言葉遣いに気を使っている。公開の場で官僚を追及する姿が過去に「官僚いじめ」と批判を招いたためだ。 引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)
過去の「野党合同ヒアリング」では、政府や閣僚の不祥事追及に興奮した出席議員が「なんで資料を持ってきていないんだ」「黒幕は誰だ」などと声を荒らげる場面が目立った。官僚は立場上、国会議員に反論しづらい。このため、他党から「弱い者いじめだ」などと批判され、日本維新の会や国民民主党は距離を取っている。 引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)
「官僚イジメ」とされたヒアリングは他党からも批判を浴びていた
左派野党が頻繁に開催する合同ヒアリングについて、議員が声を荒らげたり、長時間拘束するため、官僚の過度な疲弊を招いており、「官僚イジメ」「パワハラ」「人民裁判」という指摘・批判が出ていた。
会談に同席した自民党の森山裕国対委員長は「役所によっては、本来の職務に支障を来し、精神的な負担から職員が休む例もあると聞く。立法府として考えなければいけない」と語った。 引用元:www.zakzak.co.jp(引用元へはこちらから)
ヒアリングの様子は、動画配信サイトや議員のSNSで発信されているが、参加議員が「誰がそんなことしろって、言ったんだよ!」「あなた方が僕らが政権の時にいたら真っ先に役所から去ってもらうリストに入る!」などと強く口調で言い放っている。
何度も現場で取材しているジャーナリストの安積明子氏は「オープンに真相を究明することには一定の意義があるが、議員が厳しく官僚を怒鳴りつけて、現場が凍り付く場面もある。始まった当時は特にひどく、涙を浮かべて耐える官僚もいた。官僚に聞いても意味のない質問も散見され、業務時間の多くを割いているという問題もある。以前は取り上げるメディアも多かったが、最近はそれほどメディアも参加していない。見直す時期に来ているかもしれない」と指摘した。 引用元:www.zakzak.co.jp(引用元へはこちらから)