元首相秘書官によるLGBT差別発言を受け、LGBT関連法の検討が進む中、トランスジェンダー女性に対する差別が広がっているとして、LGBT法連合会が3月16日に声明を発表した。声明では、「LGBT関連法が成立すれば、男性が女湯に入ってくる」といったトランスジェンダー女性を排除する投稿がSNSを中心にされているが、「いたずらに人々の不安をあおる議論は容認できない」と強く批判。さらに、「社会に分断をもたらし、性自認による差別と憎悪を助長するもの」と述べ、このような投稿に対しては、一切容認できない旨を訴えた。
