静岡県内の道路で、2台のトラックによる連続逆走が撮影され、非常に危険な状況が浮かび上がった。
撮影者は「トラックが1台だと思ったが、通り過ぎたら、2台目がぴったりついていたので、やばい、ぶつかったと思った」と証言した。事件は、10日午後2時ごろ、仕事帰りの男性ドライバーが、富士山の裾野を走行中に発生した。男性ドライバーは、カーブを抜けた先で逆走するトラックが目の前に現れた。
トラックの後ろにはもう1台のトラックが追いかけていた。2台のトラックは、前を走行中の車を追い越すため、連続して逆走していた。
2台のトラックには、同じ運送会社の名前が書かれていたという。
男性ドライバーは、正面衝突を免れたものの、逆走トラックに遭遇した瞬間の恐怖を語った。「このあたりで、(トラックが)見え始めて、来た来たどうするんだ...ぶつかると思った。もうパニックでした」と述べた。
県道でのトラックの連続逆走は、カーブが多い場所で発生した。男性ドライバーによると、2台のトラックは、制限速度40km/hを守っていた車3台を追い越すため、60km/hほどのスピードで逆走していたという。2台のトラックは、少なくとも400メートル以上逆走していたという。