立憲民主党の泉代表は、政府が検討している給付金案について「また線引きをし、また分断をするのか!所得制限を設けるな!」と批判していたが、党として提出した法案も政府案と同じく”線引き”されており、政府案を脊髄反射的に批判していたことがバレてしまった。その後謝罪したが、泉代表の醜態は支持率に響きそうだ。
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▼政府与党が検討している「低所得者層への子育て給付金」
追加の物価高騰対策をめぐり、公明党が、低所得の子育て世帯に子ども1人当たり5万円を、再び支給することを打ち出したのに続いて、自民党は、参議院側が同様の支給を求めていて、検討を進めています。 引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
食料品の値上げなど物価高が続いていることから、政府は、今月中に追加対策を決めることにしていて、これに反映させるため、自民・公明両党は、それぞれ来週にも、党としての対策を纏める方針です。 引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
低所得者層を対象に、子ども1人当たり5万円を予定している
このうち、公明党は、去年4月の政府の緊急対策で実施した、所得が少ないひとり親世帯や、住民税が非課税の子育て世帯を対象に、子ども1人当たり5万円を再度、支給するよう求めることにしています。 引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
また、自民党は、対象範囲や支給金額を丁寧に検討するよう求める意見が出ているものの、参議院側が同様の支給を求めていて、検討を進めています。 引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
政府与党が検討を進めている給付金政策。それに対し立憲民主党・泉代表は”当然のように”批判の声を上げている。
▼立民・泉代表「また線引きをし、また分断をするのか!所得制限には反対!」
立憲民主党の泉健太代表は3月9日の党会合で、政府・与党内で検討されている低所得世帯向けの子供1人あたり5万円給付策について「また線引きをし、また分断をするのか。子供関係の給付に所得制限はあるべきではない」と批判した。 引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
泉代表は政府の給付金案に対し、「所得制限を設けるな!」と批判している。これが通常時であれば「また言ってるわ」とスルー出来たのだが、
今回は立憲民主党も同様の法案を提出しているのだ。
政府法案と全く同じものを提出していた立憲民主党
泉氏が出席したのは党の政策を決める「次の内閣(ネクストキャビネット=NC)」の会合で、この日は「『低所得子育て世帯給付金』再支給法案」を「閣議決定」した。 引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
※立憲民主党が提出した「低所得子育て世帯給付金」再支給法案
立憲民主党は3月10日、「低所得子育て世帯給付金」再支給法案(正式名称:低所得である子育て世帯に対する緊急の支援に関する法律案)を衆院に提出しました。 引用元:cdp-japan.jp(引用元へはこちらから)
食料品や公共料金をはじめとする物価高騰等により、低所得の子育て世帯の暮らしはますます苦しくなっています。昨年11月に支援者団体が子どものいる困窮家庭を対象に実施した調査によると、ほぼ100%の家庭が物価高で家計が厳しくなったと回答しており、既に子どもの成長に悪い影響が出ているという回答は約半数に達しています。 引用元:cdp-japan.jp(引用元へはこちらから)
こうした事態を踏まえ、本法案は、政府が令和4年4月に支給を決定した「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金」と同内容の給付金(児童1人当たり一律5万円)を4月末までに支給することを内容としています。 引用元:cdp-japan.jp(引用元へはこちらから)
政府案と全く一緒で草
つまり、泉代表は自らの政党の法案を把握していなかったか政府の法案を”脊髄反射”的に批判してしまったことになる。
泉代表、与党への批判を撤回「事務方が用意したメモを読み上げたもので、誤りだった」
泉氏はNC後、記者団に、自身の発言は事務方が用意したメモを読み上げたもので、誤りだったと釈明し、与党を批判した発言を撤回した。 引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
党首がそんな調子だから、立憲民主党の支持率も回復しないのだ。
▼お世辞にも「伸びている」とは言いがたい立民の支持率
【NHK】2023年3月世論調査「5.5%(横ばい)」
「自民党」が36.3%、「立憲民主党」が5.5%、「日本維新の会」が3.7%、「公明党」が3.7%、「共産党」が3.1%、「国民民主党」が1.4%、「れいわ新選組」が0.6%、「社民党」が0.4%、「政治家女子48党」が0.3%、「参政党」が0.1%、「特に支持している政党はない」が38.5%でした。 引用元:www.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)