ガーシー前参議院議員が15日に議員資格を失った事件で、警視庁は常習的な脅迫や威力業務妨害などの疑いで身柄拘束状を請求しました。捜査関係者によると、ガーシー前議員は去年2月から8月にかけて、自身がYouTubeに配信した動画で著名人ら3人に対し、常習的に脅迫した疑いがあります。さらに、そのうち1人に対しては、事業をやめるように要求したとされています。
この男性は、ガーシー前議員の配信の内容によって事業を継続することができず、ジュエリーショップを閉鎖することになったとのことです。警視庁は、ガーシー前議員に対して複数回の事情聴取を求めていましたが、応じていないことから、証拠隠滅の恐れがあるとして身柄拘束状の請求に至ったとのことです。
現在、ガーシー前議員は海外に滞在しており、身柄拘束状が発布されると旅券返納命令も出される見通しです。また、今後、警察庁を通じてガーシー前議員を国際手配する方針であることも明らかにされました。