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ガーシー元議員を身柄拘束へ。綾野剛らの名誉毀損・常習的脅迫容疑で警視庁が身柄拘束状取得、国際指名手配の方針


ガーシー元議員

国会に1度も出席しなかったことで15日に除名処分を受け、議員資格を失った政治家女子48党(旧・NHK党)のガーシー元参議院議員(本名=東谷義和 51歳)の身柄拘束状を警視庁捜査2課が取得したことが明らかになりました。

ガーシー元議員はYouTubeを通じて、俳優・綾野剛さん(41)や『ドワンゴ』の創業者・川上量生さん(54)、ジュエリーデザイナー・福谷公男さん(47)の名誉を傷つけて脅迫し、福谷さんは昨年4月にジュエリーショップが閉鎖に追い込まれており、これらの行為により警視庁は暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)、名誉毀損、強要、威力業務妨害の容疑で身柄拘束状を取得したといいます。

警視庁はガーシー元議員だけでなく、滞在先のUAE・ドバイで配信動画制作に関わったとみられる40歳の会社経営者も同容疑で身柄拘束状を取得しています。

ガーシー元議員は現在も海外にいることから、警視庁は今後の身柄拘束に向けてパスポートの返納命令を外務省に要請するほか、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際指名手配も行う方針とのことです。

ガーシー元議員は昨年に動画投稿サイト上で様々な芸能人や実業家など、様々な人物のプライベートな情報を暴露したり、誹謗中傷を行い、これらの行為により複数の被害者が警視庁に脅迫や名誉毀損容疑で刑事告訴しました。

告訴状を受理した警視庁は昨年末に、ガーシー元議員に任意の事情聴取要請をしましたが、ガーシー元議員はこれを拒否して自身のインスタグラムでは、「リモート事情聴取ならいつでも受けるし、来年帰国した際に捜査に協力するとも伝えてる だから何の問題もない」「オレは逃げも隠れもせんけど そんな事よりやらなあかん事 警察もマスコミもいっぱいあるんとちゃうん!?」「オレにはちゃんと味方もいるし この件も真正面から対応するから心配せんとってなw」等と綴っていました。

その後1月には警視庁が、暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)、名誉毀損、威力業務妨害容疑などで、ガーシー元議員のYouTube動画収益を管理している会社など、関係先の家宅捜索を行いました。

ガーシー元議員はそれ以降も日本への帰国を拒み続け、警視庁の事情聴取に応じなかったことや、SNS等を通じて告訴した著名人らに脅迫的な言動を繰り返していたため、警視庁は証拠隠滅や逃亡の恐れがあると判断して身柄拘束状を請求したそうです。

そして、ついにガーシー元議員の身柄拘束状が請求されたことに対してネット上では、

などの声が上がっています。

国会議員には不身柄拘束特権があり、これによって国会の会期中には身柄拘束されないと日本国憲法で定められているものの、例外として院外での現行犯だった場合や、所属する議院の許諾があった場合には身柄拘束となります。

そうしたことでガーシー元議員は警視庁の事情聴取要請を拒み続け、帰国しなかったようですが、結局は議員資格を失って身柄拘束状を取得され、ガーシー元議員が今後どういった動きをするのか見ものです。

ガーシー元議員は除名処分が確定後の15日に行った配信で、「このまま一生日本に帰らないかもしれない。実業家として、配信家としてやっていきたい」などと語っているのですが、警視庁がパスポートの返納命令をした場合には失効となり、それでも帰国しなければ不法滞在状態となります。

除名処分後のガーシー元議員のインタビュー動画

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ただ、ガーシー元議員が滞在しているUAEと日本の間では、犯罪人引き渡し条約が結ばれていないことにより、現地警察の協力を得ることや強制送還させることも難しいとされていますが、果たして身柄拘束となるのかどうか、今後の展開を引き続き見守っていきたいですね。



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