「ヒョウモンダコ」
頭の大きさわずか3cm、体の大きさ10cmほどの小型タコである。周囲の岩や海藻に身を隠し、見つからないようにしているが、外部からの刺激を受けると「青い輪や線の模様のある明るい黄色」に変わることがある
このタコは日本からオーストラリアにかけての西太平洋熱帯域・亜熱帯域に生息し、主に浅い海の岩礁、サンゴ礁、砂と小石混じりの海底で見られる。
このタコには強力な神経毒であるテトロドトキシンが含まれており、フグと同じ毒性を持つため、人間でも噛まれると大変危険でけいれん、呼吸困難などの症状を引き起こす可能性がある。実際に海外で死亡事例も報告されているため、死んでいても毒は残るため、食べることは絶対に避けるべきである。