物価とは、お金で買えるもの(商品やサービス)の値段のことです。つまり、同じものを買おうとすると、昔よりもお金がかかるようになっています。
これは「インフレ」と呼ばれる現象で、物価が上がり続けることを指します。アルゼンチンでは、インフレが続いていて、2月の物価上昇率が前年同月比で102.5%にもなったそうです。これは、おおよそ31年ぶりの高さです。特に、肉や果物などの食べ物の値段が高騰しているようです。
このインフレが起きている原因には、記録的な干ばつがあると考えられています。干ばつが起きると、農作物が育たなくなってしまい、食べ物が不足することで、需要が高まり、値段が上がってしまうからです。
インフレが続くと、お金の価値が下がってしまい、お金を持っていても買い物ができなくなってしまうことがあります。ですから、政府や企業は、物価の上昇を抑えるために様々な対策を講じます。ただし、対策が適切でなかったり、継続的な問題がある場合は、なかなかインフレを解消することができません。