『第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）』が大きな盛り上がりを見せる中で、日本代表（侍ジャパン）の元監督で『北海道日本ハムファイターズ』のゼネラルマネージャー・稲葉篤紀さん（いなば・あつのり 50歳）が空き巣被害に遭い、WBCの優勝記念指輪などを盗まれていたことが明らかになりました。
各報道によると、空き巣被害に遭ったのは愛知県北名古屋市内にある稲葉篤紀さん名義の実家で、実家は父親が1人で住んでいて、11日の午前中に外出して16時半ごろに帰宅したところ、1階の窓ガラスが割られていて室内が荒らされていたとのことです。
愛知県警西枇杷島警察署の調べによると、現金356万円が盗まれたほか、腕時計、ネックレス、2009年の第2回WBCで優勝時に有志で作った優勝リング、2007・2009年に日ハムがリーグ優勝時の優勝リング、ベストナインの記念メダルなど、合計約150万円相当の貴金属が盗まれたといいます。
ちなみに、2009年のWBC優勝時に作製した優勝リングの価格は約100万円で、18金ホワイトゴールドにサファイヤ、ルビーなどを埋め込み、本人の名前や背番号等が刻まれていました。
＜↓の画像は、WBC2009の優勝リング、日ハムの2007・2009年リーグ優勝リングの写真＞
周辺では不審な車両が目撃されていて、複数人による窃盗グループの犯行とみて警察は捜査を進めているそうです。
稲葉篤紀さんは14日にスポーツ紙の取材に応じ、「まさか本当に自分の実家が被害に遭うと思っていなかった。正直（家に）誰もいなくて良かった。これまでいろんな事件をテレビで見てきたけど皆さんも気を付けて欲しい。今回の件が注意喚起になれば」と語っています。
稲葉篤紀さんの住宅が空き巣被害報道の動画
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この事件に対してネット上では、
などの声が上がっています。
1ヶ月前には、『横浜DeNAベイスターズ』の1軍チーフ投手コーチ・斎藤隆さん(53)の自宅に早朝、黒い服を着た6人組の窃盗グループが侵入するという事件が起きています。
斎藤隆さんはこの日チームのキャンプで自宅におらず、家族が寝ているところに6人組の窃盗グループが家に侵入、警備会社のアラームが作動したことで不審者の侵入に気づき、家族が警察に通報したといい、自宅付近では不審車両なども確認されているとのことでした。
詳しい被害は明らかになっていませんが、幸いにもケガ人はいませんでした。
また、昨年6月にはプロボクサーでバンタム級世界4団体統一王者・井上尚弥選手(29)が、世界戦で家を空けている間に空き巣被害に遭っており、金庫が狙われたほか、バッグやアクセサリー類などを盗まれたと明かしています。
これらの事件に続いて稲葉篤紀さんの実家にも窃盗グループが侵入したとのことで、“闇バイト”による広域強盗事件との関連を疑う声が上がっています。
資産家の個人情報が書かれた“闇名簿”が裏社会で流通しているとも言われているので、今後もスポーツ選手ら著名人の家を狙った窃盗事件は続きそうですし、プロ野球選手たちがいま狙われている可能性もあるだけに、他の野球選手等も警戒を続けていってほしいですね。
