伊賀県税事務所の職員が、酒を飲んで運転した結果、交通事故を起こしたとして、懲戒免職の処分を受けたことが県から発表されました。
処分を受けたのは、52歳の課長補佐級の職員です。県によると、去年12月23日から翌日にかけて、自宅で断続的に缶入りの酎ハイを10本近く飲んだあと、車を運転し、立ち寄った金融機関の駐車場で他の車に接触する事故を起こしたとのことです。
この職員は、警察に対して無職だと偽って申告し、また、職場にも報告を怠ったということです。職員は、「飲酒運転は悪いことだと分かっていたが、近くだから大丈夫だと思った。職場に迷惑がかかると思い、無職だと申告した」と話しているとのことです。
職員は、酒気帯び運転の罪で罰金35万円の略式命令を受け、既に納付しているとのことで、県は13日付けで懲戒免職の処分を下しました。