東日本大地震から12年が経ち、3月11日には全国的に鎮魂の祈りが捧げられた。しかし、SNS上では、一部で冒頭の動画が波紋を広げていた。
この動画はもともとInstagramのストーリーに投稿されたものだったが、11日の深夜にはインフルエンサーがTwitterで取り上げ、瞬く間に拡散された。この動画は、震災の犠牲者を侮辱する不適切なものであり、批判が殺到した。そのため、少年のInstagramアカウントや学校、部活動などが特定説(推定)される事態となった。
投稿した生徒たちは、「こんなにも大事になるとは本人たちも思っていなかったようで、ショックを受けており、非常に落ち込んでおります。『大変なことをしてしまった』ということで、深く反省をしております」と話している。
生徒たちの処分については、現在学内で調査を行っている最中であり、まだ具体的に決まっていないという。今後は、ネットリテラシーの教育に加え、道徳心の向上を中心に、担任が細かく子供たちと向き合いながら話を進めていく生徒指導を続けていく方針だという。