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「確認の取りようがない」としながら、なぜ高市氏は「自信を持って否定」できるのか。福山哲郎元幹事長からの質問には、高市氏は的確に答えられなかった。
その後も、高市氏は「正確性について話をさせてください」と切り出した際に、余計な発言をした。彼は、「私は恥ずかしながら、報道番組、ニュース番組は朝食、夕食の時間帯に見ているが(番組の)見比べはしていない」「しかも、テレビ朝日をディするはずもございません。恥ずかしながら、羽鳥(慎一)アナウンサーの大ファンで、朝は8時から8時5分までの間は、羽鳥さんの顔をひと目見て出かけるくらいでございます」と答えた。
しかし、行政文書の真偽には全く関係がなく、ファンであることが本物かどうかを判断する基準になるわけではない。高市氏の答弁は支離滅裂であると言える。