広島東洋カープの栗林良吏投手(26)が、腰の張りのためチームを離脱することが、12日に濃厚となった。このため、福井県敦賀市出身でプロ7年目の右腕、オリックス・バファローズの山崎颯一郎投手(24)が代替選手として招集される見通しとなっている。
栗林投手は、1次リーグの4試合に出場機会がなく、9日に腰の張りを発症した。オーストラリア戦後には、グラウンドでチームメイトと一緒に写真を撮り、握手を交わしていたが、「もちろん残念。投げろと言われたら投げられると思うが、全力かどうかも自分では分からない」とコメントしている。一方、栗山監督は「確認してやっていく」と明言を避けたが、大会規定により、投手は1次リーグ終了後に最大2人まで入れ替えが可能である。