「ニュースウオッチ9に入れろ！」報道圧力を批判する野党重鎮が「まさかの報道圧力」
NHKが積極的な姿勢を見せている立憲民主党議員が公表した「政治的公平」の解釈についての文書に関して、NHK内部の関係者が「あのOBの圧力ですよ」と語っている。このOBとは、立憲民主党の安住淳国対委員長のことである。NHKは安住氏の発言を報じ、「安倍政治の負の遺産のひとつが報道介入で、それを端的に示した例だ。高市（早苗）大臣は捏造だと言い張り、議員辞職にまで言及している。事実とわかった以上、責任を取るべきだ」と伝えた。
NHK関係者によると、安住氏はNHK政治部の後輩に「『ニュースウオッチ9』に入れろ！」と具体的な番組名を挙げて圧力をかけているという。安住氏は過去にも報道に注文をつけてきたことがあり、3月8日の党会合でも「ああいうことが起きてから、日本の政治報道番組はおかしくなった。真珠会社と同じ名前の男とか。これ以上言うと、私が壁新聞問題になっちゃうけど」と語っていたという。
