三重県警名張署が、迷い込んだヤギを保護し、署員たちの人気者になっていたことが話題となった。しかし、8日になって飼い主が見つかり、ヤギは無事に飼い主のもとに戻った。同署によると、ヤギは7日の午後9時50分ごろ、名張市夏見の歯科医院の駐車場で発見された。同署員が通報を受け、保護したという。驚くべきことに、ヤギはパトカーのドアを開けたところ、自分でパトカーに乗り込んだそうだ。
ヤギは体が黒色で、短い角があり、体は小型犬ぐらいの大きさだった。緑色の首輪には鈴が付いており、ペットとして飼われていた可能性が高いと思われた。署員たちは、ヤギに水を与え、よく鳴くことから「メイちゃん」という名前で呼んで、可愛がっていた。
同署は市役所や保健所などに飼い主を探すために連絡を取り、8日の午前中に飼い主から問い合わせがあり、ヤギが確認された。飼い主によると、ヤギは体重約12キロで、雄であるという。また、あまり大きくならない品種のようだ。