福岡県広川町水原の洞窟で、若い男性が仏像を蹴り飛ばす映像がSNS上で広がっています
福岡県広川町水原の洞窟で、若い男性が仏像を蹴り飛ばす映像がSNS上で広がっています。この洞窟は、壁に彫り込んだ13体の仏を祭っていて、地元では「十三仏」と呼ばれ、心霊スポットとして人気です。
一部では心霊スポットともてはやされ、心ない行為に郷土史家は「罰当たりな行為」と眉をひそめます。「十三仏」の由来は明治時代にさかのぼり、洞窟内で行われていた不適切な行為を改めようと、有志が出資して仏像を彫ったと言います。
地元の八女署は今年1月に動画を把握し、法律に抵触するか検討中です。佐々木四十臣会長は「神仏への畏敬の念が少なくなっているのは残念。十三仏の意味すら分かっていないのではないか」と嘆いています。