立憲民主党の蓮舫議員が泉代表について「発信力がダメなのが支持率低迷の原因」だという見解を示した。しかし、政党支持率は蓮舫議員が執行部にいた枝野代表時代とあまり変わっていない。そもそも蓮舫議員自身も選挙での得票数が激減しており、”発信力の低下”に直面している模様。蓮舫さん、ブーメラン刺さっていますよ。
お気に入りに追加
0
▼蓮舫議員、立憲民主党執行部に苦言を呈す
立憲民主党の蓮舫・参議院議員は、2022年の参議院選挙で党の支持が広がらなかったのは泉代表の発信力に問題があったと批判し、政策の発信を強化するよう党執行部に注文をつけました。 引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
「泉代表の発信力がダメなのではないか」
立憲民主党の蓮舫・参議院議員は、1月17日夜、東京都内の大学で講演しました。
この中で、蓮舫氏は、去年の参議院選挙で党の支持が広がらなかった原因を問われたのに対し「泉代表の発信力がダメなのではないか。経験が浅く、知名度がない人をトップに立てると、まっとうな政策を言っても国民に届かない」と述べました。 引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
そのうえで「野党の存在価値は、賃上げなど『こういう社会をつくりたい』と声高に言うことだ。われわれには政策があるので、執行部は猛省して、来週23日からの通常国会では国民に政策を届ける立憲民主党でなければならない」と注文をつけました。 引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
もし蓮舫議員の言うことが正しければ、発信力に定評のある枝野前代表が率いていた頃の立憲民主党は今よりも支持率が高かったことになる。
では、実際はどうだったのだろうか!?
▼枝野時代と現執行部、支持率がほぼ同じだった件www
政党支持率(%)※2021年9月 NHK
政党名 自民党 37.6立憲民主党 5.5公明党 3.6共産党 2.9日本維新の会 1.1国民民主党 0.2社民党 0.6れいわ新選組 0.4NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で 0.2その他の政治団体 0.3特に支持している政党はない 40.2わからない、無回答 7.4 引用元:www.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
◆今、どの政党を支持していますか。1つだけあげてください。※2023年1月 読売新聞
・自民党 36(33)・社民党 0(0)・立憲民主党 6(6)・NHK党 1(0)・日本維新の会3(6)・参政党 1(1)・公明党 3(3)・その他 0(0)・共産党 2(2)・支持する・国民民主党 1(1) 政党はない41(42)・れいわ新選組1(1)・答えない 5(4) 引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)
支持率低迷をツッコまれ「決めるのは投票」とキレていた枝野前代表
次期衆院選(2021年10月31日投開票)をテーマに開催された18日の日本記者クラブ主催の公開討論会で、報道各社の世論調査で立憲民主党の支持率が低迷していることを指摘された枝野幸男代表が不満をあらわにする場面があった。「減ったことは問題だと思っていない」と述べた上で「皆さんの世論調査をもって最終評価をしないでほしい。決めるのは投票行動だ。皆さんの行っている世論調査ではない」と反発した。 引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
※ちなみに蓮舫議員は当時、執行部に名を連ねていた
そしてなにより、泉代表よりも発信力があったはずの枝野前代表で2021年衆院選を惨敗していることを忘れてはならない。
▼枝野時代にとどめを刺した2021年衆院選
立憲民主党の枝野幸男代表は2021年11月2日、国会内で開いた役員会で衆院選で議席を減らした責任をとり党代表を辞任する意向を表明した。立民は新たな代表のもとで2022年夏の参院選に向けた立て直しを急ぐ。福山哲郎幹事長も辞める。 引用元:www.nikkei.com(引用元へはこちらから)
枝野氏は衆院選の結果について「残念な結果となった。ひとえに私の力不足で心からお詫び申し上げる」と陳謝した。そのうえで「新しい代表のもとで参院選に向かっていかなければならない」と語った。 引用元:www.nikkei.com(引用元へはこちらから)
ちなみに、泉代表のことを「発信力がない」と批判していた蓮舫議員だが、当の本人も選挙での得票数が激減しており、議員としての主な仕事は「SNS上での炎上騒ぎ」のみとなっている。
▼蓮舫議員、選挙で票が入らなくなっている…
2010→2016→2022の東京選挙区。蓮舫の得票率は28%→18%→11%と低下。「東京といえば蓮舫が圧勝」という印象が強かったので、この凋落には流石に驚き。
![]()
— fusakui (@fusakui_politik) Jul 11, 2022
蓮舫 参院議員の戦歴
左から:年、順位、得票数、得票率2004年 3位 92.5万 16.66%2010年 1位 171.1万 28.06%2016年 1位 112.3万 18.05%2022年 4位 67.0万 10.64%
得票数・率ともに減少。次回改選時、彼女はまだ60歳なのでおそらく5期目に挑戦するでしょうけど、このままだとかなり厳しそう…
— ぜッとわい (@zy_human_jp) Sep 11, 2022