この試合は、ショーグンの引退戦となり、ポティエリアが新しいスターを発揮するチャンスとなる。
ブラジル・リオデジャネイロで開催される総合格闘技イベント『UFC 283』の前日計量が行われ、元PRIDEミドル級GP王者で元UFCライトヘビー級王者のマウリシオ・ショーグン・フア(ブラジル)とイホール・ポティエリア(ウクライナ)が対戦するライトヘビー級の試合で共に205ポンド(93kg)でパスした。ショーグンはPRIDEで活躍し、日本の格闘技ファンにも人気がある選手で、PRIDEミドル級GP2005で優勝し、UFCでも10年にリョート・マチダを下しライトヘビー級王者に。しかし、最近2年で2連敗し、今回の試合を最後に現役を引退すると宣言している。対するポティエリアは若手で才能ある選手で、コンバットサンボやパンクラチオンの国際大会で優勝しており、昨年9月のUFC登竜門大会でKO勝ちを収め、UFCと契約した。昨年7月のデビュー戦でKO負けしたが、それまでは13連勝しており、強さには陰りはない。この試合は、ショーグンの引退戦となり、ポティエリアが新しいスターを発揮するチャンスとなる。