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三毛別羆事件の写真は本物!?遺体の画像や山本兵吉の子孫


史上最悪の獣害事件と言われる「三毛別羆事件」。

今回は「三毛別羆事件」が起きた場所や写真と山本兵吉について纏めていきます。

三毛別羆事件とは

三毛別羆事件は、1915年12月9日~14日にかけて、北海道苫前郡苫前村三毛別、六線沢で起きた史上最悪の獣害事件です。

巨大な人食いエゾヒグマが数回に渡って襲撃し、開拓民7名が死亡し、3名が重傷を負いました。

この事件は、発生した地名から「六線沢熊害(ろくせんさわつるつるがい)事件」、「苫前羆(とままえひぐま)事件」、「苫前三毛別(とままえさんけべつ)事件」など、様々な呼び方がありますが、この記事では「三毛別羆事件」に統一します。

出典:https://www.waypoints.blue/

三毛別羆事件の写真は本物!?遺体の画像

残念ながら三毛別羆事件で討伐された、巨大人食いヒグマの写真は残っていないようです。

ネット上では以下の写真が本物として流布されています。

こちらの写真は偽物であることが判明しています。

本物のヒグマの写真は不明ですが、その代わりこの事件が起こった六線沢には、近年の町民によって当時の情景を再現した「三毛別羆事件復元地」が作られて公開されています。

当時の村人の生活を再現した民家が復元され、その民家に巨大なヒグマの像が設置されています。

山本兵吉の子孫

「三毛別羆事件」の羆を1人で討伐したの伝説のマタギと呼ばれている山本兵吉さんです。

 

山本兵吉さん(当時57歳)は、熊の習性を知り尽くし見事にヒグマを仕留めました。

ヒグマは頂上付近でミズナラの木につかまり体を休めていた。その意識はふもとを登る討伐隊に向けられ、兵吉の存在にはまったく気づいていない。音を立てぬように20mほどにじり寄った兵吉は、ハルニレの樹に一旦身を隠し、銃を構えた。

銃声が響き、一発目の弾はヒグマの心臓近くを撃ちぬいた。しかしヒグマは怯むことなく立ち上がって兵吉を睨みつけた。兵吉は即座に次の弾を込め、素早く放たれた二発目は頭部を正確に射抜いた。

 山本さんは日露戦争にも従軍した元軍人で、射撃の腕前は一級品。

1950年に92歳で亡くなりますが、亡くなるまでに300頭以上の羆を討伐したといわれています。 

山本兵吉の死因や子孫の有無については不明でした。

 





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