ドジャースの大谷翔平選手(29)の元通訳である水原一平氏(39)が、違法賭博に関与した疑いにより解雇されたことが報じられました。週刊文春の報道によると、日本ハム時代の水原氏は、アメリカのカジノを訪れ、選手たちに賭け方を指南していたという。
日本ハムは2016年からアメリカ・アリゾナ州のピオリアでキャンプを開始しており、水原氏の父親はキャンプ地に駆けつけ、専属シェフとして活躍していました。水原氏はキャンプのオフ日に数人の選手とともに、ホテルに併設されたカジノを訪れていました。
日本ハムOBによると、「カジノ通いはアリゾナキャンプ中の恒例行事となっていました。水原氏は選手たちに賭け方を指南しており、 '奥の方のテーブルには行かないで' などとアドバイスしていたそうです。水原氏は高給取りではなかったため、大金を賭けることはなかったが、選手たちと一緒に行動していた」と述べています。
現在オイシックス新潟アルビレックスでプレーする陽岱鋼は、水原氏との親交について尋ねられ、「仲が良いですよ。2年前にはアメリカで翔平の試合のチケットを取ってもらい、会ったこともあります」と語っています。また、アリゾナキャンプ中に水原氏とカジノに行ったことについて、「初めてのアリゾナキャンプだったので、ほぼみんなが行動していた。水原氏はギャンブル好きではないようだが、この報道には驚いた」と述べています。