大阪市に本社がある医薬品の製造販売をする「小林製薬」が、紅麹を原料とする機能性表示食品を自主回収すると公表しました。摂取した人から腎疾患などの報告があり、小林製薬は原因究明を目的として製品を自主回収することを判断しました。
小林製薬によると、製品に使用されている紅麹原料の成分分析の結果、意図しない成分が一部含まれている可能性が判明したとのことです。この情報を受け、小林製薬は予防的な措置として、製品の自主回収を行い、その使用を中止するよう呼びかけています。
今回自主回収の対象となる製品は、「紅麹コレステヘルプ」「ナイシヘルプ+コレステロール」「ナットウキナーゼ さらさら粒GOLD」の3商品です。
小林製薬は「多大なるご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。本件については重大な事案と受け止めており、引き続き、調査を継続してまいります」とコメントしています。このような措置は、消費者の安全確保とヘルシーを守るために非常に重要であり、今後の調査や情報提供が待たれます。