ツナ缶とは、マグロやカツオなどの魚を蒸し煮にして、油や調味料と合わせて缶に詰め、真大気状態に密封し加熱した加工食品です。
ツナは英語の「tuna」に由来し、マグロ類の総称です。欧米では用途が似ているカツオも同じくtunaと呼ぶようになったため、日本でも「マグロ類=ツナ」と纏めて呼んでいます。
ツナ缶は、原料や形状、調理の違いでさまざまです。魚の違いでは、びんながまぐろを使用したものは「ホワイトミート」と呼ばれ、きはだまぐろ、めばちまぐろ、かつおを使ったツナ缶は「ライトミート」と呼ばれます。調理法の違いでは、油漬けとブロック(ソリッド)があります。
ツナ缶は、青魚のサラサラ成分として注目されているEPAやDHAを豊富に含むことで知られています。また、タンパク質が豊富で、筋肉の成長や修復に不可欠な栄養素です。ツナにはヘルシーに良いオメガ3脂肪酸が含まれています。