個人情報保護士認定試験は、個人情報保護法やマイナンバー法に関する知識、個人情報保護のためのセキュリティ対策全般について問われる試験です。全日本情報学習振興協会が主催し、2005年の個人情報保護法全面施行に合わせ試験が開始されました。
試験は年に4回開催され、全国11都市またはオンラインで受験できます。受験資格はなく、平均合格率は37.3%です。
試験内容は、課題Ⅰ「個人情報保護の総論」から50問、課題Ⅱの「個人情報保護の対策と情報セキュリティ」から50問出題されます。個人情報に関する基礎レベルの知識や実務で用いられる内容が出題されるため広範囲の対策が必要です。
個人情報保護士は、個人情報保護に関する正しい理解と専門知識を有し、個人情報を適切に運用・管理するスキルを証明する資格です。司法書士、行政書士などの他の法令系の資格と比較すると難易度ははるかに低く、平均合格率は37.3%です。
通常:
課題Ⅰ、課題Ⅱが、おのおの70%以上の正答率で合格となります。