日本大学は多くの学生を抱えることで知られており、過去には志願者数が10万人を超えることが当たり前でした。しかし、今年は7万人台に落ち込んでいます。さらに、日東駒専(日大、東洋大、駒澤大、専修大)の中で、日本大学は東洋大学を下回ったことも注目されました。
大学受験誌の編集者によると、東洋大学は昨年より志願者数が1万人ほど増えて9万人台に達し、10万人に手が届きそうな状況にあるとのことです。一方、駒澤大は前年比102%で約3万人、専修大は同じく113%で4万人台となっています。このような中、日本大学は2万人以上も減少したという状況です。
日本大学が志願者数を減らした理由は想像できるものです。過去にアメリカンフットボール部による不祥事や医学部附属病院の背任犯罪事件、さらにはアメフト部の薬物犯罪事件などがあり、大学のイメージに影響を与えたことが考えられます。これらの出来事が入学志願者の減少につながっていると指摘されていますが、過去の動きからみても、日本大学は再び回復の兆しを見せる可能性があることも示唆されています